
農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたはこんなことがありませんか?
田舎暮らしで手頃にできる製茶方法を知りたい
釜炒り茶について知りたい
釜炒り茶の美味しい飲み方を知りたい
今回の記事では、以下のことがわかります
釜炒り茶について
釜炒り茶の作り方
釜炒り茶の美味しい飲み方
この記事を書いている私しばさくは、田舎暮らし歴9年目の現役農家妻です。
田舎暮らしに憧れて、移住を検討している方も多いのではないでしょうか。
田舎暮らしには、都会では味わえない自然やゆったりとした時間が過ごせるなどのメリットがあります。
しかし、田舎暮らしには、都会暮らしとは異なる注意点もあります。
その中でも、特に注意したいのが食事です。
田舎では、都会のように様々な食材が手に入りません。
そのため、自分で食材を育てたり、保存食を作ったりする必要があります。
そんな田舎暮らしで役立つ食材の一つが「釜炒り茶」です。
釜炒り茶は、釜でじっくりと炒って作られたお茶です。
そのため、香りが強く、味わい深いのが特徴です。
また、釜炒り茶は、保存がきくので、田舎暮らしにぴったりです。
今回の記事では、釜炒り茶について深掘りしたいと思います。
もくじ
【田舎暮らし】釜炒り茶とは?特徴や作り方も
釜炒り茶は、その名の通り「釜で炒って作られる緑茶」です。
皆さんがよく知る煎茶は茶葉を蒸して作りますが、釜炒り茶は、茶葉を炒って作ります。
そのため、釜炒り茶は、煎茶に比べて香ばしく、コクのある味わいです。
釜炒り茶の歴史は古く、15世紀頃中国から伝わったと言われています。
当時、日本では煎茶の製法はまだ確立されておらず、生茶葉を釜で炒って作ったお茶が飲まれていました。
釜炒り茶は、煎茶に比べて香りが豊かで、さっぱりとした味わいが特徴です。
また、釜炒り茶は、煎茶に比べて製造に手間がかかるため、現在では九州でわずかに生産されるのみとなっています。
釜炒り茶の代表的な産地は、佐賀県、長崎県、熊本県、宮崎県です。
これらの地域では、釜炒り茶の伝統が守られており、多くの釜炒り茶農家が活動しています。
釜炒り茶は、九州の郷土料理にもよく使われており、九州の文化に欠かせない存在となっています。
釜炒り茶は、健康に良いお茶としても知られています。
釜炒り茶には、カテキンやビタミンCなどの栄養素が豊富に含まれています。
また、釜炒り茶は、抗酸化作用が強く、老化の予防にも効果的と言われています。
釜炒り茶は、健康と美容を意識している方にもおすすめのお茶です。
そんな魅力たっぷりの釜炒り茶ですが、次に気になるのが、作り方です。
釜炒り茶の製造工程は、次のとおりです。
1. 茶葉を摘み取る
2. 茶葉を炒る
3. 茶葉を揉む
4. 茶葉を乾燥させる
5. 茶葉を仕上げる
茶葉を摘み取ったら、炒る工程に入ります。
炒る工程では、茶葉に熱を加えて、茶葉の水分を飛ばし、茶葉の香り成分を凝縮させます。
自宅で炒る場合はフライパンやホットプレートで炒り、茶葉がしんなりして若干焦げ目がついてきたら引き上げます。
茶葉を炒ったら、揉む工程に入ります。
揉む工程では、茶葉の細胞組織を壊して、茶葉の香り成分を放出させます。
茶葉を揉んだら、乾燥させる工程に入ります。
乾燥させる工程では、茶葉の水分を完全に飛ばして、茶葉を保存状態にします。
自宅で乾燥させる場合は、よく晴れた日に干しかごやえびらに乗せて天日干しすると良いでしょう。
最後に、茶葉を仕上げる工程に入ります。
仕上げる工程では、茶葉の形を整えたり、茶葉の異物を除いたりします。
釜炒り茶は、釜で炒って作られるため、釜炒り茶という名前がついています。
釜炒り茶は、煎茶や番茶に比べて、香ばしい香りと、深い味わいが特徴です。
また、カフェインが少なく、カテキンが多く含まれているため、健康に良いお茶として知られています。
【田舎暮らし】釜炒り茶の美味しい飲み方!淹れ方や古いお茶の対処法も
釜炒り茶は、釜で炒って作られたお茶です。釜炒り茶の美味しい淹れ方は、以下の通りです。
1. 茶葉を急須に入れます。茶葉の量は、人数分に対してティースプーン1杯程度です。
2. 沸騰したお湯を急須に注ぎます。お湯の温度は、80~90度がおすすめです。
3. 3~4分ほど蒸らします。
4. お茶を茶碗に注いで、お召し上がりください。
釜炒り茶は、濃いめに淹れても薄めに淹れても美味しいお茶です。お好みの濃さで、お楽しみください。
釜炒り茶の美味しい飲み方のポイントは、以下のとおりです。
* 水は、軟水がおすすめです。
* 茶葉は、新鮮なものを使うと美味しいです。
* お湯の温度は、80~90度がおすすめです。
* 蒸らす時間は、3~4分程度がおすすめです。
* 茶碗は、陶器製のものがおすすめです。
最後に、古い釜炒り茶の対処法もご紹介します。
古い釜炒り茶は、再度炒るとある程度元に戻る可能性があります。
しかし、古い釜炒り茶を再度炒っても美味しくなるかは、茶葉の保存状態や炒り方などによって異なります。
一般的に、茶葉は保存状態が悪いと、酸化や劣化が進み、風味が落ちてしまいます。
また、炒り方が間違っていると、茶葉に苦味や渋みが出てしまうことがあります。
そのため、古い釜炒り茶を再度炒る際には、茶葉の保存状態と炒り方に注意が必要です。
茶葉の保存状態が悪い場合は、できるだけ早く炒るようにしましょう。
また、炒り方は、茶葉の風味を損なわないように、弱火でじっくりと炒るようにしましょう。
正しく炒れば、古い釜炒り茶でも美味しく飲むことができます。
ただし、古い釜炒り茶を再度炒っても、元の美味しさを取り戻すことは難しい場合があります。
そのため、あまり期待しすぎないようにしましょう。
釜炒り茶は、香ばしく、まろやかな味わいのお茶です。健康にも良いお茶なので、ぜひお試しください。
まとめ
釜炒り茶は、田舎暮らしにぴったりの食材です。香りが強く、味わい深く、保存がきくので、田舎暮らしで役立ちます。
田舎暮らしを検討している方は、ぜひ釜炒り茶を試してみてください。
田舎暮らしで釜炒り茶を飲む際には、釜炒り茶を急須に入れて、お湯を注ぐだけです。
釜炒り茶の香りと味わいをゆっくりと楽しんでください。
この記事があなたのお役に立ちますように
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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