農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「タケノコの水煮(灰汁を抜いたもの)が余った、どうしよう」
「余ったタケノコを長期保存したい」
「干しタケノコの作り方を知りたい」
「干しタケノコの使い方を知りたい」
今回の記事では、以下のことがわかります
- 余ったタケノコの水煮は干せば長期保存できる
- 干しタケノコの作り方
- 干しタケノコの使い方
この記事を書いている私しばさくは、家庭菜園歴8年目の現役農家妻です。
タケノコが盛んなシーズン、田舎暮らしをしていると自分のところで収穫する以外にも、なにかといただきがちです。
しかし!
頂けるのはありがたいが、そんなに食べられない。
そんな時は、タケノコを干せばいいのです。
今回の記事では、田舎暮らしの知恵:干しタケノコについて、作り方や使い方もご紹介します。
もくじ
【田舎暮らし】干しタケノコづくりはおすそ分けの救済

田舎暮らしをしていると、必ずといっていいほど行われる「おすそ分け合戦」
タケノコのシーズンはもちろん、タケノコの頂き物をよくします。
そして、この時期の悩みも、いわずもがな「食べきれないタケノコ」です。
あまったタケノコ、捨てるのはもったいない…
頂き物を救済したい、そんな時は、タケノコを干すといいのです。
そのままでは日持ちしないタケノコが長期保存できます。
「と言っても、干しタケノコをどうやって作るかわからない」
という意見もあることでしょう。
詳しくは次セクションでご紹介しますが、干しタケノコづくりの手順は3ステップです
①タケノコを切る
②タケノコを茹でる
③タケノコを干す
タケノコをあらかじめ干しやすくて茹でやすい大きさにカットして、灰汁抜きのために茹でて、カラカラになるまで干すだけというカンタンな方法です。
「頂き物がすでに灰汁ぬきされた、茹でたタケノコでも干してOK?」
という疑問もあるでしょう。
もちろんOKです。
むしろ、こちらで茹でる手間が省かれるのでありがたいことです。
「茹でたタケノコを冷凍しても長期保存できるんじゃないの?」
という意見もあるでしょう。
長期保存という観点でいえば、冷凍もアリです。
しかし、長期間冷凍すると、冷凍焼けします(経験あり)
こうなると美味しくありません。
干しタケノコの方が長期保存できます。
そして美味しいです。
ここまで書くと気になるのが、作り方ですよね。
次セクションでは、干しタケノコの作り方をご紹介します。
私が実際にやった作業を画像を交えてご説明します。
【田舎暮らし】干しタケノコの作り方【実践】

ここからは、干しタケノコの作り方をご紹介します。
先にも少し触れましたが干しタケノコ作りはカンタン3ステップです
①タケノコを切る
収穫したり、頂いたタケノコを茹でやすくてかつ干しやすい大きさに切ります。
今回使うタケノコは、裏山に生えていた太いタケノコです。
我が家でのタケノコ収穫は「掘る」ではなく「折る」スタイル。
地上に出たタケノコを、鎌等を使って豪快に収穫。
皮をむいて、硬そうなところは除去して
今回は厚さ1センチ程度にしました。
あまり分厚いと乾きにくいです。
切ったタケノコは水にさらして汚れを取ります。
②タケノコを茹でる
タケノコをすべて切り終えたら、茹でていきます。
鍋にお湯を沸かし、食用重曹を入れます。
灰汁抜きは重曹が手軽で汚れもなくてカンタンです。
鍋にタケノコを投入、20分ほど茹でます
茹でたら火を止め、粗熱が取れるまで放置です。
放置している間にも、灰汁が抜けていくといわれています。
③タケノコを干す
粗熱が取れたタケノコを干していきます。
エビラや干し野菜ネット等の干す用網に乗せ、天日干しです。
今回は天日だけで、約2日でカラカラになりました。
天気が不安定な場合は、乾燥機を使うのもアリです。
家庭用のフードドライヤーがあると、田舎暮らしの干し野菜づくりに大活躍しますよ。
カラカラになったらできあがりです。
干しタケノコはジッパー袋に入れて冷暗所にて保管します。(冷蔵庫でもOK)
1年以内をめどに使い切ると、最後まで美味しくいただけます。
【田舎暮らし】干しタケノコの活用方法【戻し方・使い方】

「自分で作った干しタケノコ、さっそく使ってみたいけど、どうすればいいの?」
という意見もあるでしょう。
干しタケノコは、戻して調理します。
たっぷりの水に干しタケノコを入れて、一晩おくと良い感じに戻ります。
硬い場合は、茹でるとある程度柔らかくなります。
そもそも干しタケノコは、茹でタケノコと違い、触感がコリコリとして硬めなのが特徴です。
戻した干しタケノコは、煮物、きんぴら、炒め物等に調理すると美味しくいただけます。
私のおススメはメンマです。
創味シャンタン等の中華だしと鷹の爪で炒めて、醤油で味付けすると絶品です。
ご飯が止まりません。
ぜひお試しください。
ちなみに干しタケノコは自分で作る以外にも、ネットや直売所で手に入れることもできます。
タケノコの季節まで待てないときに活用してみてください。
まとめ
干しタケノコは、タケノコシーズンに余ったタケノコを長期保存するのに最適。
作り方は①タケノコを切る②タケノコを茹でる③タケノコを干すというカンタン3ステップです。
干しタケノコはたっぷりの水で一晩つけておくと戻ります。
もどした干しタケノコは煮物や炒め物等いろんな料理に活躍します。
あなたの田舎暮らしに役立ちますように。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。