農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?

今回の記事では、以下のことがわかります

この記事を書いている私、しばさくは、田舎に移り住んで7年目の現役農家妻です。
ハヤトウリは管理している土地に毎年ひとりでに生えてきてはたくさんの実をつけています。
なので毎年飽きるぐらい食べています。
とはいえハヤトウリはまだまだ認知度が低いので、お店で見かけても手にしにくい野菜です。
私も初めてハヤトウリを手にしたときは、その調理方法がわからず苦労しました。
この記事では、私が過去に困って調べた内容や、飽きずに食べるために工夫した調理方法をご紹介したいと思います。
もくじ
【豆知識】ハヤトウリってどんな野菜?【ウリ科です】

私の住む地域では、毎年当たり前のように出回る野菜「ハヤトウリ」
我が家でも毎年生えてくるし、ご近所さんからもなんやかんやもらっては食べる、田舎ならではの物々交換アイテム「ハヤトウリ」
ハヤトウリってどんな野菜でしょう?
ウリ科、ハヤトウリ属の作物です
全国的には「ハヤトウリ(隼人瓜)」、高知県等では「チャーテ」や「インドウリ」とも呼ばれます。
一株でめっちゃ出来るので別名「千成瓜」とも。
確かに、特に肥料も病害虫防除もしないのにめっちゃ育ってめっちゃ実ります。
ちなみにハヤトウリの旬は「秋」です
ハヤトウリには白っぽいものと黄緑色のものがあります。
どちらもおいしいですが、緑色の方が少し青臭い風味がするといわれています。
また、皮をむくと実がぬるぬるします。
これはハヤトウリ特有の「灰汁」ですが、別に苦くはありません。
人によっては手荒れすると言いますが、私は特に荒れたことはありません。
でも、ハヤトウリの皮むきをした後は、なんか手がカピカピになります。
これが灰汁です。
調理後はしっかり手を洗いましょう。
【必見】ハヤトウリの灰汁抜き・下処理方法
ハヤトウリは灰汁があります。
皮をむいたときに手につくヌルヌルが灰汁です。
手肌が弱い人はこのヌルヌルで手荒れすることもあるそうです。
ヌルヌル灰汁は洗えばすぐにとれます。
手がぬるぬるするのが嫌な場合はゴム手袋をして皮をむくのもおススメです
ハヤトウリの灰汁は苦味やえぐみがそんなにありません
でもサラダ等で生食する場合は灰汁抜きが必要となるでしょう
一般的な灰汁抜き方法2種類ご紹介します
①塩もみ
好きなサイズに刻んで塩もみすると灰汁が抜けます
また、塩水につけても抜けます
時間は10分前後でOKです
ハヤトウリは実の真ん中に平べったい種があります。
縦半分に切って種を取り除いて皮をむいてから刻むとやりやすいです。
②切り口をする
ハヤトウリを皮付きのまま縦半分に切って、切り口をすりあわせます。
すると白い泡みたいなものが出てきます。
1分ぐらいこすって水洗いして灰汁抜き完了です。
灰汁が抜けたら種を取って皮をむき、好きな大きさに切って使います。
灰汁抜き方法をご紹介しましたが、生食しなければ灰汁抜きせずとも食べられます。
それも普通に美味しく調理できます。
もっと言えば、灰汁抜きしなくても生食できます。
若い実ならそのままでも十分美味しいんです。
苦味えぐみもありません。
詳しくは次のセクションでご紹介しますね。
ハヤトウリのおいしい調理方法【無限大】
まだまだ認知度が低い野菜ハヤトウリ
道の駅や直売所で見かけても、調理方法を知らないと買わないですよね?
でも、ハヤトウリはその見た目に反して美味しい作物なのです。
食べないのはもったいない。
というわけで、私しばさくが農家妻を初めて7年の間に試して美味しかった、ハヤトウリの調理方法をご紹介します。
①生食
サラダや酢の物、お漬物で生のまま食べると美味しいです。
先にも書きましたが、生食するなら念のため灰汁抜きをした方がいいでしょう。
サラダで食べるなら先で紹介した「切り口をする」方法で灰汁抜きしましょう。
酢の物や漬物は塩もみでOK.
揉んだ後軽く絞って使います。
②炒める
ハヤトウリを一番おいしく食べられる方法は「炒め物」です。
普通に野菜炒めのように使います。
特におすすめの料理が、生姜焼きです。
豚の生姜焼きを作るときに、薄目にスライスしたハヤトウリを投入して一緒に炒めるだけでOKです。
ハヤトウリ自体が風味の薄い野菜なので、コクのあるタレで味付けすると旨味がしみ込んで絶品なのです。
③煮る
ハヤトウリは煮物もおススメです。
組織が柔らかいので、煮るとあっという間に柔らかくなります。
似すぎるとグズグズになるので、そこだけは注意です。
鶏もも肉と筑前煮風の味付けで煮ると、鶏の旨味を全部吸い込んで絶品です。
④和える
和え物にも活躍するハヤトウリ
細目の短冊に切ったハヤトウリをさっとゆでて、ごま和えや白和えにするとあっさりさっぱり食べやすいです。
ここでもゆで過ぎには注意です。
勘のいいあなたならもうお気づきでしょうが、ハヤトウリはたいていの調理方法でおいしく食べることができます
この調理法に和風・洋風・中華風とアレンジを加えれば、レシピは無限に広がっていくこと間違いなしです。
ぜひあなた好みのレシピを開発してみてください。
まとめ
ハヤトウリは知名度こそ低めですが、食べやすく美味しいウリ科の野菜です
灰汁抜きは①塩もみ②切り口をするの2種類あります。
ハヤトウリは生食から炒める・煮る・和える等いろんな調理方法で美味しく食べられます。
道の駅や直売所で見かけたら、ぜひ手に取って調理してみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。