農家妻しばさくです
ご覧くださり、ありがとうございます。
あなたは、こんなことありませんか?
「庭木の剪定に使ってた園芸用のこぎりが切れなくなった」
「使いにくくなったのこぎりはどうすればいいの?」
「研いだら復活する?」
「ほかに再利用できる?」
「なるべく長く使うメンテナンス方法は?」
今回の記事では、以下のことがわかります
- 一般的なリーズナブルな園芸用のこぎりは素人が研いでも復活しない
- 切れなくなったのこぎりの使い道と末路
- 園芸のこぎりの切れ味を長く保つコツ
この記事を書いている私、しばさくは、家庭菜園歴7年目突入中の、現役農家妻です。
庭木や果樹の剪定に必須なのが園芸用のこぎり。
ガーデニングには欠かせないアイテムです。
しかし使っていると、切れ味が落ちてきたり、錆びたりしてきますよね。
切れ味を求めて新しいのを購入していくごとに、錆びた切れないのこぎりがたまっていって…
「切れなくなったのこぎり、この後どうしよう…」なんてことに。
今回の記事では、切れなくなった園芸用のこぎりの「その後」を、私がやってる内容を踏まえてご紹介します。
もくじ
【園芸用のこぎり】切れ味が悪くなったらどうする?
切れ味が悪くなった園芸用のこぎり。
あなたの物置にもありませんか?
「もう切れないから使えないし、でもどうしていいかわからない」
そんな時の対策法を3つご紹介します。
切れない園芸用のこぎり対策①研いでみる
切れ味の悪くなった葉物は、とりあえず研いでみるのが一般的です。
しかし、のこぎりを研ぐのはとても面倒で難しいです。
セルフで研ぐ場合、ギザギザした刃をひとつずつシャープナーでシャコシャコしなければいけません。
でも、こびりついた錆びや汚れを落とすことで、若干切れ味が戻ることもあります。
切れない園芸用のこぎり対策②ススキや笹を切ってみる
切れ味の悪くなった園芸用のこぎりで木を切るのはしんどいですが、草や笹なら意外と切れるんです。
- 畑の片隅に自生しちゃったススキ
- 裏山で浸蝕しつつある笹
- 庭で増殖している雑草
切れなくなった園芸用のこぎりを鎌がわりに使えます。
ギザギザが程よく雑草たちをからめて、引きちぎってくれますよ。
切れない園芸用のこぎり対策③それでもだめなら諦める
研いでみても切れない
鎌代わりにも使えない
そうなった園芸用のこぎりの末路は「処分」です。
刃物なので、普通ゴミや燃えるゴミにはだせません。
お住いの地域のゴミ処分ルールに沿って捨ててください。
「のこぎり研ぐ用のシャープナーがあれば、切れ味戻るんでしょ?」
残念ですが、素人ではどんなに頑張っても切れ味を戻すことはできないです。
【園芸用のこぎり】素人が研いでも切れ味は戻らない【悲報】
園芸用にかぎらず、のこぎりは素人が完ぺきに研ぐのは、ほぼ無理です。
なので、購入したときのような切れ味には、素人手では戻すことはできません。
のこぎりを研ぐことを専門用語で「目立て」といいますが、熟練の職人でないと、完ぺきな目立てはできないそうです。
ネット等で研ぎ方はたくさん乗っていますので、勉強して実践するのもアリかもしれませんが、ある程度切れるように研いだとしてもすぐに切れなくなるといいます。
なので、園芸用のこぎりの切れ味が悪くなったり、錆びたり刃がかけて使えなくなったら、買い替えするのが一般的なのです。
「買い替えよりも職人に研いでもらう方がいいんじゃないの?」
よほど高級なのこぎりや思い入れのある道具であれば、職人に研ぐ依頼をしてもいいと思います。
しかし、職人に研いでもらうのと買い替えるのとで、さほど料金が変わらないことが多いのだとか。
昔と比べて、プロの世界でものこぎりは「目立て」より「替え刃」が主流となっているらしく、のこぎり目立て職人も減少しているといわれています。
切れなくなったら買い替える方が無難でしょう。
【園芸用のこぎり】切れ味を長持ちさせるためのメンテナンス【カンタン】
切れなくなったら買い替えるのが一般的な園芸用のこぎり。
「買い替えたりするのもったいないから、なるべく長く使いたい」
そんなあなたへ、切れ味を長持ちさせるメンテナンスをご紹介。
と言っても難しいことはありません。
カンタン3ステップです
園芸用のこぎりメンテナンス①使ったら汚れを取る
使った園芸用のこぎりは、必ず汚れを取り除きましょう。
使用済みの歯ブラシなんかがおススメです。
刃の溝に木のくず等が残っていると錆びる原因です。
錆びると切れ味が悪くなります。
使ったら汚れをとる、ルーティーンにしましょう。
園芸用のこぎりメンテナンス②油を塗る
汚れを取ったら、油を塗ります。
油とは「潤滑油」の意味でもあり、さび止めの効果も狙います。
刃物の潤滑油はホームセンター等で売られています。
私はクレ556で代用しています。
なければ食用のサラダ油でもOKとネットにのってました。
油をふきかけ(塗り)、布で薄く延ばして、余分な油をふき取ります。
園芸用のこぎりメンテナンス③ケースに入れて保管
汚れをとって、油を馴染ませたら、ケースに入れて保管します。
ケースがない場合は、新聞紙や布にくるんで保管します。
使うたびに切れ味のいいのこぎりは、作業が気分よく進むものです。
ちょっとしたメンテナンスで長く使えるようになりますので、経済的ですね。
ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
切れなくなった園芸用のこぎりは、軽くシャープナーで研いでみたり、草刈り等に再利用してみましょう。
それでも使えなくなったら、処分しかありません。
素人ががんばって研いでも、園芸用のこぎりの切れ味は完ぺきにはもどりません。
錆びたり刃がかけたら「買い替え」です。
切れ味を保つために、汚れを落とし錆びを防ぐメンテナンスをすると長く使えて経済的です。
あなたのガーデニング作業がはかどりますように。
さいごまでご覧いただき、ありがとうございました。